僕オタク 年貢を納め 年納め

 

年の瀬です。

 

オタクばかりフォローしてるにも関わらずツイッターの機能を駆使してアイドル及びオタク情報が一切入らない状況をつくり結果タイムラインがほとんど動かずツイッターの必要性を疑っている昨今ですが、心は相変わらずオタクでして、おっさんが気持ちだけは若い気分でいるのと同じような感覚をきっと味わっているのだと思います。興味のない情報の羅列や押し付けほどうんざりするものはありませんからね。寂しいものです。

 

さて、なんの情報も入ってこなければ、もちろん話のネタなどなく、ここ最近のビッグニュースといえば僕が馬鹿高いチェスターコートを貧乏学生らしく分割で買ったくらいでして、カシミアだかカシミヤだか知りませんが、果汁にしろなんにしろ100%のすごさを実感している次第です。自慢です。

 

そーいえばそろそろさんみゅー恒例の卒業シーズンでして、かろうじて怜華ちゃんが地元に帰るという話を耳にした記憶があります。怜華ちゃんとはたくさんの思い出がありまして、実に3年と半年ほど前に僕らは運命の出会いをしたわけですが、運命の出会いはその直感だけを残して結局何にも実ることなく静かな終わりがあと数日後にあるのでしょう。「贅沢は毛束の量と見つけたり!」などとハゲ海老蔵も言っていますが、そうすると怜華ちゃんなど贅沢の極みでして、RichExpensiveなオンナは今何を思うのでしょうか。知り合いの怜華狂から聞いた話によると卒業公演は安定のカルチャーズだそうで、密室の人混みが大の苦手プラス毒ガス攻撃で僕のHPはゼロになりかねませんので、家で怜華ちゃんを思ってシコるくらいの想いと愛情に留めておきたいと思います。ご卒業おめでとうございます。誠にご苦労様でございました。

 

こうなると残りは誰だろうとなるわけですが、野田新原木下小林西園ですか。足りなかったらごめんなさい。段々と精鋭化というが正しいか、先細りというが正しいかわかりませんが、シンプルにはなってきているようで、その良し悪しは客入りで見えてくるんでしょうが、んなことよりCDは出さないんでしょうか。ポニキャンクビになったくらいの憶測で僕のさんみゅー歴史は止まってまして、現在の状況なんて知らないんですが、メンバーの残り人数然り、今のさんみゅーの活動内容としては何が残っているのでしょうか。新譜なし冠なし映像なしだと思いつくところでトークショーと地下ライブくらいでして、それはなんだか悲しいのでシンジツの近況をどなたか教えていただけたら幸いです。

 

悲しいといえば、菅沼もにかちゃんはご健在でしょうか。オタクの間でもすでに忘れられたか、名前を呼んではいけないあの人になったか、そのオタクの最近すら知らない僕は知る由もありませんが、サンミュージック所属彼氏との酒乱お泊りセックスで一世を風靡したわりにひっそりと、そしてあっさりとクビ発表で寂しい結末となる気がして、庇護するわけではありませんがやはり謹慎というからには戻らないと格好がつかないというか、事務所の鎮静化政策にしてやられた格好になるのが悔しいというか、まあ野次馬根性なわけですが、もにかちゃんとは仲良しこよしでしたので、生還したのか死んだのか、審判の時がきましたらどなたかご報告いただけましたら幸いです。あとは既定路線通りそろそろ卒業発表するメンバーがいて、平和的世代交代が行われるわけですが、半年ほど前、最後に現場をチラ見したとき拝見した社会主義的な平和が蔓延るあの理想郷は、老人ホーム的な優しさに包まれた空間でしたので、今の立場をいいことに介護士のケツを触るような老害などいないと信じるばかりです。

 

卒業といえばこないだ前田憂佳さん卒業記念オリメン富士急動画をたまたま拝観したんですが、やっぱりスマは最高でして、僕が7年もオタクをやった原因となる福田花音さんもさることながら、やっぱ前田憂佳さんエゲツなく可愛くて、でもやっぱ福田花音さん好き好きチュッチュな幼き頃の僕がこんにちはしたので骨の髄までオタクエキスが浸透してるのかと思うと絶望すると同時に、これだけ手軽に幸せになれるのも悪くないと感じた切なさが、結局のところ僕の卒業の最たる原因となったのでしょう。全く関係ありませんが、オタクを卒業しても大学を卒業できるかどうかは定かでありませんで、毎年恒例の冬眠の時期ではございますが、気を抜かず日が沈むまでには起床するよう心がけて生きていこうと思います。

 

生きていこうといえば、夏目友人帳の6期が来年あるそうでして、とりあえず生きる理由が一つ増えました。車の免許もようやくかといった感じでして、温泉旅行も楽しみですし、バーでの仕事も楽しくやらせていただいてます。今年は特に何もない一年でしたが、総括として、オタクやめても期待していたほど生活がガラッと変わるわけではない、でしょう。生活がそんな変わってなけりゃ習慣もそんな変わってませんし、習慣がそんな変わらなけりゃ行動もそんな変わってないんでしょうし、行動がそんな変わってなけりゃ態度なんてなおさら変わってないでしょうし、態度が変わってなけりゃ根性なんてもはや以前と変わらずでしょう。つまるところ行動一つで何かが大きく変わるなんて夢物語はこの世に存在せず、アイドルとオタクに関する習慣がなくなったことなど生活において実に些細で、僕の歯の磨き方だったり食事の取り方だったり寝る時の姿勢だったり笑い方だったり泣き方だったりに影響が出た様子は皆無です。この世に大切なものなど一つもなく、言い換えれば全てが大切なもので、結局自分が何を大切に思うかが大切なものを定義しますから、大切でなくなってきているのなら自ずと代わりの何かや誰かに夢中になっていくもので、死ぬまでオタクだわと自他共に認めるキチガイくんもキチガイさんも、気づかぬうちにそこにはいなくなっているもんです。そこに一切の決意などなく、自分に納得したタイミングで皆さんもオタクから俺も昔はオタクしててさーという痛いおっさんにヘンゲしていくのでしょう。しかし、きっとそのとき大切だったものは自分の人生にとって絶対的に大切なもので、忘れるのはいいとしても当時を卑下する必要はなく、むしろそれは自分の人生を否定する行為ですから、大切だったものが血肉となった今、ずっと変わらぬ大切なものと新たな大切なものを糧に、清々しさをもってのんびりいこうと思います。

 

以上、痛いおっさんの年の瀬忌憚ないオタク奇譚が今年も来たん?の巻でした。

 

良いお年を。