あとがき

 

 

冷凍庫の一番下に入ってたTwitterはてなを発掘したので、解凍して食す。

 

http://panyayaaaaan.hatenablog.com/entry/2017/07/15/134533

 

久しぶりにみた自分のブログはほぼ痛々しくて、でもリンクのブログとか、あと何個かはまあまあいいこと言ってた。というかこの時期の四六時中、文字通り死ぬほど悩んでた経験がすべて、腐葉土的に今の俺の哲学の土台になってるなと感じる。

 

今俺は普通にサラリーマンしてて、26歳になってしまって、まだ結婚はしてなくて、オタクやめてもいろんな女の子と楽しくわちゃわちゃするのは相変わらず大好きで、ただまあ可愛い彼女もいて、やっぱ社会人は予想通りめんどくせえことてんこ盛りで全員ぶっ殺したくなるときもあるけど、予想以上にうまいこと生きられてて、生かされてて、なんだかんだ最高に平和な毎日を過ごしている。

 

リンク先のブログみたいに、やりたいことをやりたいようにってのができてるかどうかはわからないけど、でも日々を悪くないなと思えてる。

もっと良くなりたいなって気持ちも忘れずに持ててるし、それ以上のスピードで環境は変化したり、変に担がれたりもしてるけど、全部ひっくるめて悪くないし、これからも悪くなったり良くなったりを繰り返して少しずつ良くなっていけばいいなと思ってる。その行き先が、やりたいことをやりたいように、に今後も繋がっていくといいし、そうなるように楽しんでる。

 

ただやっぱり俺は社会不適合者で、それは組織に属してより実感するもので、まるで白の中に黒が一滴あるような感じ。そこまで明確に違えば吹っ切れるし割り切れるから、おかげで関係各所への忖度もなく好きなように振る舞ってるし、そうやって周りへの甘えで生かされてる。

 

まあ結論、俺は何も変わってない。

 

 

俺のオタク人生は大成功であった。

 

さんみゅ〜にしろハコムスにしろ、そのどちらもゲームクリアは成ったし、それだけで十分なのに、作文技術ももちろん、何より思考をこねこねする壮大な4年間は大きな貯金になっていて、今なおその恩恵にあやかっている。

 

もちろん負の面もあって、偏屈になったり、批評的なモノの見方が癖ついたりした。自分で気付いてる分、思い出したかのように都度直すよう努力すれば大きな問題にはならないので構わないけど。

 

あとがきと言っても何が書きたいわけでもなくて、もはや化石化したブログを化石化したTwitter垢で世に放つのだから、まさにしこしこブログたるわけだが、誰にともなく、ひとりごと的に文にしたかったのです。

 

みんなが今何してるかも俺は知らないし、何も変わってないかもしれないけど、めちゃくちゃ変わってるかもしれないわけで、例えばさんみゅ〜は解散しちゃうらしいし、ハコムスはもう俺の知ってるメンバーは誰もいないらしい。

 

切なさみたいなのもあるんだけど、世の常は諸行無常であって、でも少し浸れてしまうくらいには思い出というか、もっと強く言えば想いの残滓みたいなのがあるんだと思う。

 

なぜなら、ただのオタクとアイドルというより、人と人という関係性があったからだろうし、それはただ昔の友人や恋人を偲ぶことと近いように思う。

 

よく覚えてるのは野田真実、内山珠希、鉄戸美桜のお三方。なんだかんだあったけど、この3人は俺のオタク人生を非常に楽しいものにしてくれた。感謝しかない。

 

それぞれへの思い出をつらつら語るほど野暮な人間ではなくなったが、今この3人がなにをしているのか、野田真実さんはまあなんとなくは知っているけど、残りの2人はまじでわからん。誰か知ってませんか。と言っても誰も見ない環境に投稿するので虚しい。物好きな方がいらっしゃいましたらLINEかなんかで教えてください。Twitterは滅多に開きませんので。

 

ただみんながなんとなしに幸せならそれでいいなと思うし、その幸せが今まであなたの歩いてきた道程とは全く違った、一見なんの脈絡もない場所に位置するように思えたとしても、それでいいんじゃねえかなと思う。

人間、そんななんでもかんでも過去を糧にできないし、ましてや順路通りなんて進めないもん。

 

今のあなたが、テキトーにフラフラしながらも、なんとなしの幸せを享受できるような、言い換えるなら、そこらじゅうにあるであろう幸せを"感受"できる余裕を持てるくらいに生活が安定しているなら、それで私は十分なわけです。

 

社会人になって、ある程度立場もできてきて思ったけど、やんないといけないことなんてなんもないよ。俺は俺で、嫌なことを我慢することも含めて好き勝手やってる。やりたいことをやりたいように、は、やりたいこと"だけ"をやりたいように、ではないってことだなと思う。

 

なんだか難しいけど、幸せって決して淡白な味わいではなくて、楽しいも嬉しいも腹立たしいも悲しいも悔しいももどかしいも苦々しいも妬ましいも全部混ざり合って初めて、複雑で数奇で、単なるfunnyじゃない、ある時は満たされるような、またある時は掻き立てられるような、satisfactoryだったりinterestingなものになるんじゃねえかな。わからんけど。

 

最後に俺の座右の銘をば。

一つは、"因数分解"。

この思考で大抵のことは理解、解決できる気がする。たぶん。

一つは、"泰然自若"。

俺は俺だし、いちいち周りに反応せず悠然と構えとけばなんとかなる。はず。

一つは、"因果応報"。

まじこれ。全部これ。ただ自業自得的に考えると苦しくなるから、"しゃーなし"の根性ありき。

一つは、"おもしろきこともなき世をおもしろく"

自分次第よね。月並みだけど。

 

とにかく、あなたがたが、特に上記お三方が、色んな思いを抱えながらも、それでもそれなりに朗らかであるといいなと願っております。

 

では、また会える日まで。